私が10キロ痩せた話

10キロほど痩せました。

 

5月の連休頃に、68.8kgをマークした我がボデーは現在58kg~59kg台をフラフラしています。

病気ではありません。痩せようと思って痩せました。

なぜ痩せようと思ったか?

理由は色々あります。ありすぎて困るぐらい。

その中でもなんと言ってもやはり健康を意識して。
10年、15年先を見越した場合に、乗り越えられるようなコンディションに今のうちからしておきたいという思いが強くあります。

私は太ると腹と顔に肉がつくようで、やたらとその辺ばかりが肥大化するようです。

出てきた腹をさすりながら、こりゃあ健康診断はやばい結果が出るだろうなぁ…なんて戦々恐々としていたら、

全然OK!健康体!なんて結果が出たもんだから、疑り深い私はこれを信用せず、いやいや、安心させてもっとやばい方向に向かわせるつもりなんだろうと勝手に解釈して、ダイエットを決意したわけです。

腹が苦しいのに健康とか!

あと、社員が太りだして来たというのも気になっていて、痩せることの大変さと太ることのデメリットをよーく知っている私にとっては、今後を考えるとなんとか助言してやらんと思いながらも、自分がファットだったら説得力が無いので、意地でも痩せてやると思ったわけです。

「You ファットじゃね?」

もっとも、そんなの余計なお世話だし、太りたきゃ勝手に太ればいいし、そんなことできれば言いたくないので放っておきたいものですが、会社の長として、人生の一部を預かっている、そんな側面もある立場として考えると、そうも言ってられません。

嫌がられようが疎まれようが、あるべき道を示すというのは嫌でも私の役割であり、健康で良い仕事をしてもらうために、出来る限りのことはすべきと考えています。

そこでまずは自分が実践し、それに気づいてもらい自発的に意識を変えてもらいたいと願っています。まだ何にも言ってませんが気づいてもらえると嬉しいな。

気づいてもらえなければ、言うしかないな。

変化に対応できなくてならない。

いつの時代も変化に対応できなければ生き残ることはできません。

変化に対応するためには、変化に気がつけなくてはなりません。それは時流も、自分自身の体も同じです。人は加齢とともに体質も変化してこれまで良かったものが、そうでなくなるということがあります。抗うことのできない宿命なのです。

年を取ったら太りやすくなる。その現実を受け入れたうえで、どう対処するか?これが求められる。

いかにして変化に気づき、対応できるかという力を持つことも重要で、求められるスキルなのです。

どうやって痩せたか?

痩せるためにどうしたらよいか?様々な文献を調べた結果、簡単に言うと、カロリーをコントロールすれば良いという方向性に着目し、目標を定めました。

一生懸命運動したわけでも、
断食をしたわけでもありません。

摂取カロリーを1日の消費カロリーを下回るような生活を続ければ必然的に痩せることができるということです。

そこで、1日1,000カロリーを目標に平日はお昼にパスタサラダを。夜は豆腐と納豆という食生活を続けました。

さすがに腹が減ります。しかしこの空腹が脂肪を燃焼させるんだ。と思うと頑張れます。

空腹状態を楽しむこと。これが成功の秘訣のような気がします。

といっても、これだけでは、さすがに参ってしまいそうなので、土日だけはインドカレーや肉など解禁。このバランス感により、急激な減少ではなく緩やかに体重を下げることができました。

というかカレーはほぼ毎週食べています。マジで美味い!

今、私は健康をひしひしと感じています。細身の服を来ても全然余裕になったのには感動しました。

運動すれば痩せる…とは限らない。

かつて私には運動をすれば痩せると思っている時期がありました。それは間違いではないのですが、運動をして消費カロリーを増やしてもそれ以上にカロリーを摂取すれば、痩せることはないということにやっと気がついたのです。

ダイエットと称してウォーキングなどに勤しんだこともありました。そう、目的地はコンビニ。

恥ずかしながら、あー動いたら腹減った。フライドチキンでも食べよう。パンも美味しそうだな。なんてことをしていました。

もしフライドチキンを食べたら…1時間のウォーキングで消費できるカロリーは約200kcal、大してチキンは250kcal。つまり消費どころか50kcal余分に摂取したことになっています。歩くことで筋力アップなども期待できるので、全く無駄ではありませんが、ダイエットを目的とするならば寝ていたほうが良いということになります。

食べないではなく、何を食べるか?

満腹感は無くてもチョコレートのカロリーはとても高く、小腹が空いたからといってちょろっと食べてしまうと、えらいことになります。

満腹感とカロリーは必ず一致するわけではなく、例えば豆腐1丁(300g)で168kcal。かなりお腹が膨れますが、おにぎり1個よりカロリーが低いのです。

私は平日に大好きなお米は食べず、豆腐と納豆、そしてサラダで過ごしています。

記録をつけることが大事

漠然とこれをやっているだけでは成果がわかりにくいので、UPMOVEというライフロガーを用いて、毎日の体重と摂取カロリーを記録し、日々の変化を確認していきます。


このUPMOVEは歩数計の記録も取れるので、1日1,000歩も歩いていない日があったりするので、漠然としていた運動不足がはっきりと課題を突きつけられました。

といっても仕事が忙しいと、パソコンの前からはなれられないのでこの問題は解決していませんが…。

実感した効果

当然ながら、ウェストの細いパンツやシャツがするする着れるようになりました。処分しなくてよかった。

あと、酒に弱くなった。強いほうだったと思うのですが、めっきり弱くなりました。これは脂肪が水分を含んでいるため、脂肪が多いとアルコールのパワーを相対的に弱めることができるようで、脂肪が減るとアルコールがガツンと効くようになるようです。ある意味、酒で酔うことを考えるとコスパは高くなりました。

あと、汗をかきやすかったのが、収まりました。あれだ、代謝がよかったんじゃない。ただのデヴだったってことだ。

胃袋が小さくなったのか、食べれる量が減りました。カフェ旅ブログのせいか食いしん坊キャラのイメージもありますが、いうほど量は食べれません。

食べるのは好きですよ。

痩せるのは大変。でも数字は裏切らない。

太るのは楽勝。でも痩せるのは難しいしとても大変。これは身をもって実感したことです。

毎日カロリーを計算して、体重計に乗ってという単純なことですが、それを続けた結果痩せることができました。

しかし、きちっと方向性を誤らず努力を続けること。ここは重要です。間違った方向に全力で努力してもうまくいきません。

毎日腹いっぱい好きなものが食べれたらそれはそれで幸せだと思いますが、良い大人は我慢も覚えなくてはなりません。そしてその我慢を乗り越えた先に得られる幸せは、慢性的な幸せよりもずっと価値のあるものだと思います。

空腹を楽しむ。これが痩せるために必要なことなのではないかと思いました。

 

あー腹減った。