「地球はひとつということを証明しようとしている生き方に惚れた話」

私が中学生だった頃の楽しみは、休みの日に友人たち3~4人ぐらいで連れ立って、チャリを漕ぎ、20~30キロ先のお店を目指してショッピングを楽しむということだった。

何せ、毎日チャリに乗って2山ぐらいのお山を越えねば中学校にたどり着かないようなところだったので、みんなチャリでの遠出はお手の物(お足?)あっちのお店は(どこのメーカーだかわからないような)コーラが1缶29円で安い!一貫50円で寿司が売ってる!と主婦力高めの友人やなんだか楽しそうだから!とつきあってくれる友人たちと一緒に私はCDやゲーム、それとリサイクルショップを巡るちょっとした旅に出ていた。自転車のカゴに入るか入らないかギリギリサイズのデカくて重たいスピーカーを買っては、一緒に運んでくれた友人に頭が上がらない。ほんといろいろ付き合ってくれた友人に感謝です。なかなか直接言えないけど(笑)

距離はあるけれど、チャリをひたすら漕げば目的地にたどり着ける。

すべての道はつながっていて、努力(ってほどでもないけど)を続ければゴールに行けることを知った、エネルギーに溢れてた頃の懐かしい思い出である。

そんな少年時代を過ごしたおっさんが今、休日に車を走らせていても編隊を組んでチャリを漕いでいる少年たちはあまり見かけない。

もちろんチャリと車では走る道が異なるため、遭遇する機会が少ないのだろうが、幹線道路にもいない。

だがしかし、代わりによく見るようになったのが20歳前後ぐらいのアジアンな若者たちだ。

中学生の我々のように3~4人ぐらいで編隊を組みチャリで爆走している。

彼らは実に楽しそうに、笑顔で。

それはそれで彼らが幸せなら良いのだが、彼らのエネルギーに圧倒され、日本の行く末が見えているというか、決して良い方向には思えないのが最近おっさんが感じていることなのである。

そんな昔話と憂いはさておき、

我ら中学生時代の浪漫を世界規模でやっちゃっている素敵な友人がいるのでぜひ紹介したい。

彼のブログがこちら

http://blog.livedoor.jp/celebrater64/

自転車で世界一周することを夢見て、一生懸命働き

装備を整え、旅の資金を貯金し、ついにアメリカへ。

アメリカ横断の後にヨーロッパに飛び、今は東欧のあたり(かしら)

凄いよね!

地球はつながっていること。

そこにも住む人がいて、それぞれの文化が育まれていること。

リアルな友人の目を通して、世界旅行を楽しませてもらっています。

人生はやるか、やらないかだ。

あれこれ言うよりも、行動を起こせた奴が一番かっこいい。