6月も目前となり、気温や湿度が高まり、ムシムシ暑くなった。
気をつけたいのは衛生管理である。
特に菌が繁殖しやすいこの季節はカビなど十分注意しなくてはならない。
そして同様に人間も注意が必要である。
靴が臭い。
汗臭い。
とか。
残念ながらこれは人によっては自分で気がつけないときもあるので、誰かが注意してやらないといけないときもある。
こんな話を朝礼でした。
いい大人相手にこんな注意をしなくてはならないのか…と思うとがっくりするが、恥ずかしながら私自身もズボラなので、20代の頃はあまりできていなかった。
管理者という立場でないと気がつけなかった部分もある。流されるまま生きていたら、こういう意識を持てなかったかもしれない。
そして、これから入ってくれる新入社員のためにも、ここに記しておきたい。
特に靴が臭いのは最悪だ。
玄関開けて、足臭いのはキツイし、
招いた方も、もう呼びたくなくなるよね。
靴が臭う理由は、単純だ。
雑菌の繁殖である。常に繁殖しているのだが、これにムレ(湿気)が加わると、爆発的に増殖し強烈な悪臭となる。
原因がわかれば防ぐ方法もある。
もしくはある程度抑制はできる。
まず、同じ靴を毎日履かないことだ。
3足ぐらいをローテーションさせること。
必ず寝かして乾燥させてあげるのだ。
乾燥といえば、私は自宅でこんなものを使っている。
靴用のドライヤーだ。
これで強制的に乾かすのである。
効果はばつぐんだ!
日頃からこれで乾燥させてあげれば、それほど不快な匂いは出ないが、
末期症状の靴をこれで乾燥させるとヤバイ匂いを放つ。
その靴はもうだめかもわからんね。
そして、靴下を清潔なものにすること。
同じ靴下を繰り返し履いていると、いくら洗濯をしてもダメになってくる。
ダメになった靴下を使っていると、せっかく買った新品の靴もすぐに汚染される。
抗菌の靴下を使えばいくらか良くなるが、
やはりこまめに買い換えるのが良い。靴下は消耗品だ。
今は100円ショップで、インソールも売っているから、こいつを毎日変えてやるのも良い。
とにかく雑菌を繁殖させないためには、どうしたら良いかを考えると答えが見えてくる。
さて、タイトルに戻ろう。
一流の人は、細かいことがキッチリできている。
もちろん、身だしなみも例に漏れず。
たかだか、靴のメンテナンスなんざ、家に帰って1~2分で済む話である。
でも、これができていないと靴が臭う。
つまり靴が臭いということは、これくらいのことすらできていないということになる。
そんな人が良い仕事できるわけがない。
そして、1つ緩むと連鎖的に、どんどんだらしなくなっていく。
負の連鎖の始まりだ。
そうなる前に釘を指してやるのも管理者の役目だと思う。
良き人生を歩んでもらえるために、これを伝えたい。
汗臭さの対処方法はまた今度。