「おかげさまで」という気持ちを常に忘れないように。

お盆休みということで、こういうタイミングを狙ってオフィスのパソコンをメンテナンスする。

日中は休みにしかできない自分の仕事を片付け、夜、誰もいないオフィスに行きゴソゴソとパソコンを掻っ捌く。そうだ、ついでにエスプレッソマシンの手入れもしておこう。

気分は童話に出てくる靴屋の小人さん。

寂しいからちょっと大きめに音楽をかけよう。
よし、今なら東名高速の渋滞状況もみれるぞ。

そんなこんなでCPUとCPUクーラーのグリスを交換する作業に取り掛かる。

パソコンというのは、ホコリがたまって風通しが悪くなり熱がこもると動かなくなる。つまり熱に弱い。

そのため定期的にホコリをエアダスターなどで吹き飛ばしてやる必要がある。
このレベルのメンテナンスなら社員一人一人ができるレベルなのだが、

エアダスター

今回はCPUクーラーを取り外し、劣化したグリスを剥がして新しいグリスを塗りなおすという作業だ。

ご覧の通り、劣化して黒くなってしまっている。こいつを剥がして塗り直すのだ。

ちなみに今回使ったグリスはこれである。
ナノダイヤモンドグリス

こういうのはちょっとややっこしいので私がやる。

いや…作業的にはやり方が分かれば、そんなに難しくないのだけれども
一通り作業が済んでいざ電源を入れてみると、立ち上がらない。
という悲劇に見舞われることもある。

残念ながら、今回も一発クリアとはならず、立ち上がらなかった。

 

これにはさすがにビビる。
というか、帰る時間が遅くなることを覚悟しなくてはならないので
がっくりする。

パソコンというものは
とても人間臭い部分があって、
よくわからない理由で、動いたり止まったりする。
そして復活することもある。

もちろんどれも本当は理由があるのだけど、
いろいろな条件が重なったり、絡み合ったりすることがあるので
その理由を特定するのが難しい。

結局今回は、CPUクーラーをもう一度付け直し、メモリをいったん外して付け直して、SSDの接続をチェックして、CMOSクリアして…と、基本的なトラブル対処法を行うことで解決した。

単純に言ってしまえば、一旦外して付け直す。
これで直るのだから、なんとも複雑な気分になる。
こういうもんだと思うしかない。

とりあえず二回目で復旧してよかった。
これでおうちに帰れる。

前フリが長くなった。

このように、快適な職場環境を作るために、人知れず休日にオフィスに行ってパソコンなどのメンテナンスを行っている。

日々トラブル無く仕事ができているのは、こういった密かな取り組みの賜物なのだ。…もちろん、わざわざそんなことは言わないけど。(変更後に問題が発生していないか聞くことはある)
もしかすると、そんなことには気が付かず、何もトラブルが起きないことが当たり前だと思っているかもしれない。いや、そもそも当たり前なんだから気にすることすらしないだろう。

それで当然である。

ふと、気が付いた。
これは自分も同じなのかもしれない。

上手くいっているときだけではなく、
何事もなく、過ごせているのは人知れず苦労している誰かのおかげなのではないだろうか。と。

自分が頑張っているからではない。
そんなのは思い上がりだ。

「おかげさまで」という気持ちを常に忘れないように。
いつだって、誰かに助けてもらっているんだ。

自分も人知れずでもいい、誰かのために役に立てることを考えて行動しよう。
エスプレッソマシンを磨きながら、そう思った。

いつもがんばってくれている社員に改めて感謝をして
今度のボーナスを奮発できるようにがんばろう。