私が好きな本田宗一郎氏の逸話。どんなルールだろうが優れたものを作れば良い。

1986年、F1でのホンダターボエンジンの圧勝を面白く思わないFISA(現FIA)は
ターボエンジンの段階的禁止、及び1989年から自然吸気エンジンのみへ移行する決定を下しました。

これに憤慨したチーム監督の桜井淑敏らは本田宗一郎に直訴しようとしましたが、本田は桜井に会うなり

「ホンダだけがターボ禁止なのか? 違うのか、馬鹿な奴等だ。
ホンダだけに規制をするのなら賢いが、すべて同じ条件でならホンダが一番速く、一番いいエンジンを作るのにな。で、なんだ話ってのは?」


と言い桜井達は「いいんです、何でもありません」と嬉しくなってしまったそうです。

引用元
https://matome.naver.jp/odai/2141951756614311401

いろいろなサービスを開発していると、アレができればコレができるのに!
と苦い思いをすることが多々ありますが、
この逸話を思い出すと、どんな条件でも、

いいモノを作ったる!と俄然意欲が湧いてきます。

現状に不満を抱くのではなく、
では、どうする?の精神で乗り越えていければ、やがて他の追従を許さないレベルの高みに到達できると信じています。

ちなみにホンダの車を所有したことはありませんが
VTECにはとても魅力を感じています。

VTECの面白さを教えてくれた友人の車。


ところでNSXって実際にみかけると、意外と小さく見える。
ワイドアンドローだからかな??